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ルカワインのある街から<10月編>

街を歩いているとき、
どこからかふっと香る金木犀にしばし立ち止まる季節です。
とても香りが強いのに肝心の樹が見つからないこともある金木犀。
それほど強い香りということでしょう。

私のところにたどり着くまでの間、
いろんなひとの心にこの香りを留めてきたのだなぁと、
そんな思いを巡らせるのも楽しいひとときです。

ルカワインから徒歩10分ほどのところにある三島大社。
ここには天然記念物に指定された金木犀があります。

ウスギモクセイという種類の金木犀で、
樹齢1200年を越えるというこの樹は三島大社の神木として大切に保存されています。
神社の本殿脇にありますが、この季節には鳥居の近くまで香るほど。
時には二里(約8km)先まで届いたという言い伝えもあるとか。

オレンジ色の金木犀もありますが、
三島大社のそれは淡い黄色をしています。
オレンジ色の金木犀もきれいだけれど、「金」という字が素直に似合う気がします。

どこからか漂ってくる金木犀を感じながら、
今日は北海道・余市町のドメーヌ・アツシスズキさんのワインを開けました。
開けておどろき。
金木犀の香りが、ここにもあったのです。

ああ、秋だなぁ。
私の大好きな季節の訪れを、香りが教えてくれました。